【第3章】“関節ごとの分解”から“全身の協調”へ|統合的動作とは何か?

モビリティ(可動域)とスタビリティ(安定性)を整えても、
「それをどう全身で使うか」がわからなければ、
結局「日常動作やスポーツに活かせない」まま終わってしまいます。

そこで必要になるのが、**統合的動作(Integrated Movement)**です。
これはいわば、「動ける体を“使える体”にする工程」。


🧩 統合的動作とは?

可動域や安定性は、身体の“部品”としての機能。
それらを全身運動としてつなぎ直すことで、実際の動作につながります。

例)

  • 肩の可動域 × 体幹の安定性 → 正しく腕を振る
  • 股関節の可動性 × 足部の安定性 → ブレないスクワット
  • 呼吸 × 背骨の柔軟性 → 楽な姿勢保持

つまり、“個別の力”を“協調させる力”に変換するフェーズです。


💥 「できる」と「使える」は違う

  • ストレッチで柔らかくなったのに、スクワットでは動けない
  • 体幹トレーニングはしてるのに、走るとバランスが崩れる

こうしたケースは、統合的動作の欠如が背景にあります。

たとえば、筋力測定で優秀でも、日常動作で転びやすい高齢者がいるのはそのため。
「部分の性能」だけでは、「全体の使い方」には直結しません。


🏋️‍♂️ どんなトレーニングが必要?

私たちのジム【FULL DRESS】(新潟市 パーソナルジム)では、
以下のようなシンプルな動作から再教育していきます。

🔹 例:統合的動作につながる基礎トレーニング

種目狙い
ヒップヒンジ(お尻を引く動作)股関節主導で動く感覚を習得
ローイング(引く動作)肩甲骨と体幹の連動を高める
スクワット(しゃがむ動作)下半身とコアの連携強化
オーバーヘッドスクワット脊柱の安定と肩関節の動き

これらはどれもクラシカルな動作ですが、
正しく統合できれば、腰痛・膝痛予防からスポーツパフォーマンス向上までつながります。


✅ まとめ|動作は「パーツ」ではなく「チーム」

  • 統合的動作は、可動性・安定性の“次”に必要な要素
  • パーツ単体の性能より、連動する能力が重要
  • シンプルな動きで「正しく全身を使う」ことが土台になる

📍編集後記|新潟市で姿勢改善なら FULL DRESS【フルドレス】へ

当ジムでは、姿勢評価・可動域改善・体幹活性化から、
統合された全身運動まで一貫したパーソナルトレーニングを行っています。

  • 「体がバラバラに動いている感覚がある」
  • 「ジムで鍛えてるのに、日常の疲れが取れない」
  • 「専門家から見ても納得できる運動処方を受けたい」

そんな方はぜひ一度、体験にお越しください。


✅ ご予約・ご相談はLINEからどうぞ

https://lin.ee/b739TLl


🗺 アクセス・地図

FULL DRESS【フルドレス】
〒950-0912 新潟県新潟市中央区南笹口1丁目9−29 サンライズ笹口 101
🚶 新潟駅南口から徒歩約7分/駐車場あり