モビリティ(可動域)とスタビリティ(安定性)を整えても、
「それをどう全身で使うか」がわからなければ、
結局「日常動作やスポーツに活かせない」まま終わってしまいます。
そこで必要になるのが、**統合的動作(Integrated Movement)**です。
これはいわば、「動ける体を“使える体”にする工程」。
🧩 統合的動作とは?
可動域や安定性は、身体の“部品”としての機能。
それらを全身運動としてつなぎ直すことで、実際の動作につながります。
例)
- 肩の可動域 × 体幹の安定性 → 正しく腕を振る
- 股関節の可動性 × 足部の安定性 → ブレないスクワット
- 呼吸 × 背骨の柔軟性 → 楽な姿勢保持
つまり、“個別の力”を“協調させる力”に変換するフェーズです。

💥 「できる」と「使える」は違う
- ストレッチで柔らかくなったのに、スクワットでは動けない
- 体幹トレーニングはしてるのに、走るとバランスが崩れる
こうしたケースは、統合的動作の欠如が背景にあります。
たとえば、筋力測定で優秀でも、日常動作で転びやすい高齢者がいるのはそのため。
「部分の性能」だけでは、「全体の使い方」には直結しません。
🏋️♂️ どんなトレーニングが必要?
私たちのジム【FULL DRESS】(新潟市 パーソナルジム)では、
以下のようなシンプルな動作から再教育していきます。
🔹 例:統合的動作につながる基礎トレーニング
種目 | 狙い |
---|---|
ヒップヒンジ(お尻を引く動作) | 股関節主導で動く感覚を習得 |
ローイング(引く動作) | 肩甲骨と体幹の連動を高める |
スクワット(しゃがむ動作) | 下半身とコアの連携強化 |
オーバーヘッドスクワット | 脊柱の安定と肩関節の動き |
これらはどれもクラシカルな動作ですが、
正しく統合できれば、腰痛・膝痛予防からスポーツパフォーマンス向上までつながります。

✅ まとめ|動作は「パーツ」ではなく「チーム」
- 統合的動作は、可動性・安定性の“次”に必要な要素
- パーツ単体の性能より、連動する能力が重要
- シンプルな動きで「正しく全身を使う」ことが土台になる
📍編集後記|新潟市で姿勢改善なら FULL DRESS【フルドレス】へ
当ジムでは、姿勢評価・可動域改善・体幹活性化から、
統合された全身運動まで一貫したパーソナルトレーニングを行っています。
- 「体がバラバラに動いている感覚がある」
- 「ジムで鍛えてるのに、日常の疲れが取れない」
- 「専門家から見ても納得できる運動処方を受けたい」
そんな方はぜひ一度、体験にお越しください。
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