【質問】
月曜日にしたトレーニングの筋肉痛が金曜日なっても取れません。
このような場合は筋肉痛が治るまでは休んだ方が良いのでしょうか？

【答え】
関節の痛みが無ければ動いて大丈夫！

トレーニングした後に来ると嬉しい筋肉痛。
そもそも筋肉痛になる　原因というのはいまだによくわかっておらず。
①微細な筋肉の損傷②発痛物質の蓄積、等の原因が複合的に作用して起こるらしい、というのが現代スポーツ科学の一応の答えです。
（もしかしたら最近はもっと明確になっているかっもしれません、知っている方いらっしゃいましたら教えてください。）

①の微細な筋肉の損傷に関して言えば、筋肉は小さい筋肉（上腕二頭筋など）で２４時間、大きい筋肉（大殿筋や大胸筋など）で４８時間程度あれば回復しきるといわれています。
つまり中２日程度おけば、筋肉自体は回復しているので運動する分には問題ないという事になります。

②について、これは仮説ですが、筋肉痛になっている部位は微細な損傷や炎症が起きていますので、常に代謝が起こり、筋の合成とともに古くて壊れてしまった細胞組織は血流にのって流れていくという代謝が起こります。その老廃物がなかなか流れていかず、筋は回復しているのに痛みが抜けないというような状態になっているのではないでしょうか？

そのため、中２日開けたのであれば、痛みがあってもわざと動かして血流を促進し、発痛物質を自分で除去した方が結果として筋肉痛の直りも早いことが多いです。
私のクライアント様でも、トレーニングを始めるときは筋肉痛があったけど、動いているうちに気にならなくなったという方は大勢いらっしゃいます。

勿論、マッサージやストレッチといったケアも重要になってきます。
鍛えて壊す→休んで直すのサイクルをきちんと理解し、健康に身体作りが進められるといいですね。

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