私たち新潟市のパーソナルジム FULL DRESSでは、「整えてから鍛える」という構造原則に基づき、Mobility → Stability → Strengthの順で身体を仕上げていきます。
今回はその中でも「Stability(安定性)」に注目し、
- そもそもStabilityとは何か?
- どうやって鍛えるのか?
- これが足りないと何が起きるのか?
を構造的に整理していきます。
🧠 Stabilityとは「動かさない力」
Stabilityは、「関節を正しい位置に保ち、余計な動きを出さずに支える力」。
筋力とは少し異なり、“無駄に動かない能力”こそがStabilityです。
たとえば:
- プランクで腰が反ってしまう
- スクワットで膝が内に入る
- 肩を上げるときに首に力が入る
これらは支える力が足りないことにより、代償動作(=ごまかしの動き)が出ている状態です。
🧩 Joint by Joint Theory(ジョイント・バイ・ジョイント理論)から見るStabilityの重要性
Stabilityの重要性を理解するには、「ジョイント・バイ・ジョイント理論(JBJ理論)」が役立ちます。
▶ JBJ理論とは?
これは、体の各関節には「モビリティ(可動性)」と「スタビリティ(安定性)」の役割が交互に与えられているという理論です。
関節 | 主な役割 |
---|---|
足関節 | Mobility(可動性) |
膝関節 | Stability(安定性) |
股関節 | Mobility |
腰椎 | Stability |
胸椎 | Mobility |
肩甲帯 | Stability |
肩関節 | Mobility |
つまり、膝や腰など**「安定性が求められる関節」が不安定になると、他の部位がその役割を代償してしまう**んです。
たとえば:
- 腰椎が安定しない → 胸椎や肩が硬くなり、首や腰が痛む
- 肩甲骨が安定しない → 肩関節が過剰に動いてインピンジメントへ
Stabilityを整えることは、こうした**代償連鎖を防ぐ“防波堤”**になるのです。
※本記事で紹介する「ジョイント・バイ・ジョイント理論」は、Gray Cook氏およびMichael Boyle氏によって提唱された、関節の主な役割を可動性(モビリティ)と安定性(スタビリティ)に分類して整理する考え方です。
本ブログではこの理論をベースに、姿勢改善やパフォーマンス向上に役立つ評価・アプローチをご紹介しています。

💥 Stability不足がもたらす問題とは?
Stabilityが欠けていると…
- 腰・膝・肩などに痛みが出やすい
- 筋トレしても「効かない」「フォームが崩れる」
- トレーニングでケガを繰り返す
といった不調に繋がります。
これでは**“鍛えるための準備が整っていない状態”**でトレーニングしているのと同じです。

🏋️ Stabilityの鍛え方|3ステップで整える
① 静的安定(アイソメトリック)
まずは“動かないで支える”
→ プランク/バードドッグやデッドバグの姿勢でキープ
② 小さな動作で安定(スモールムーブ)
→ ヒップリフト/①の種目に足や腕の動きを加える
③ ダイナミックに安定
→ スクワットやランジなどの統合動作
✅ まとめ|安定性は“目に見えない土台”
Stabilityは筋トレのように派手な変化は見えにくいですが、
効果を出すための土台として絶対に欠かせない要素です。
ストレッチだけ、マッサージだけ、それだけでは身体は変わりません。Mobilityだけ整えて満足していませんか?
その動きを“支える力”がなければ、筋トレは「砂上の楼閣」になってしまいます。
📍編集後記|新潟市で姿勢改善・安定性トレーニングなら FULL DRESSへ
当ジムでは、「Mobility → Stability → Strength」という構造原則にもとづき、痛みを防ぎながら身体を整えるパーソナルトレーニングを提供しています。
- フォームが安定しない
- 同じところばかり痛くなる
- 自己流トレーニングに不安がある
という方は、今こそ“整える”ことに取り組んでみませんか?
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