皆さんこんにちは！新潟駅から徒歩１０分、南笹口のパーソナルトレーニングジムFULL DRESS（フルドレス）代表の渡邉諒平です。
日ごとに寒暖差が激しくなる季節の変わり目ですが、この時期によく相談を受けるのが冷え性についてです。
夏場にはオフィスの冷房の温度設定などが、問題として取り沙汰されているのを見かけます。
今日は末端冷え性のお悩みや血流の改善に関するお話です。
血流が悪くなると末端冷え性だけでなく、むくみなど様々なトラブルの元に繋がります。
血液は、体全体を巡り、栄養素や老廃物、酸素や二酸化炭素などを全身の細胞へ運搬している、身体のインフラです。消化器系では胃、十二指腸、小腸、大腸の毛細血管への血流が悪くなると、その臓器の機能が下がり、消化吸収の力も落ちます。小腸はからだに栄養をとりこむ大事な臓器ですが、小腸の力が落ちるとからだに栄養を取り込みにくくなります。
冷え性というのは、体温が下がるだけでなく、体の中まで冷やし、体全体の血流を悪くすることで、それぞれの臓器の機能まで落としてしまうことが分かります。特に女性に冷え性が多いのは筋肉量が少ないことも影響しています、そのため運動により体を温め、血流を改善することが大切ですね。
軽いウォーキングやジョギングなどでOK
また、運動に加えて、食事の面からも血流改善のためにできることがあります。
血液の流れをよくし、血中のコレステロールのバランスを改善する体にとって必要な必須脂肪酸といわれるオメガ３脂肪酸というものがあります。
オメガ3のEPAには血液をサラサラにしたり、中性脂肪を下げたりする効果があることや、認知症予防にもなると注目されています。
最近ではアスリートでも血流改善によってパフォーマンスの向上や疲労回復作用も期待され積極的に摂取しているアスリートが増えているようです。
身近に摂れるオメガ３を含む代表的な食品といえば青魚です。オメガ3脂肪酸は脳の栄養素とも呼ばれており、中でも有名なものでEPA（エイコサペンタエン酸）、ＤＨＡ（デキサヘキサエン酸）があります。
EPAを豊富に含む食材としてイワシやサバ、サンマ、ブリ、アジなどが、DHAを豊富に含む食品としてマグロ、カツオなどがあげられます。
また、エゴマ（シソ）や亜麻仁油に含まれているα-リノレン酸もオメガ3です。最近ではサプリメントもたくさん種類があり、薬局などで簡単に購入できますね。
オメガ3は、健康のために誰にでも必要であり、意識して摂るべき必須脂肪酸といえます。
冷え性が気になる方、血流の改善をしたい方、コレステロールの値が気になる方、または認知症予防にも大切なオメガ3脂肪酸。普段の食生活に取り入れてみませんか？
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