【姿勢改善連載ブログ第2回】それ、姿勢良く見えて実はNG?反り腰タイプの落とし穴

今回は、姿勢不良シリーズの第2回として「反り腰」について解説!

一見すると「姿勢が良い」と勘違いされがちですが、実は腰をはじめとするさまざまな負担を身体にかけてしまうのが“反り腰”。その原因と特徴、改善ポイントまでまとめてご紹介!


🔍 反り腰とは?

反り腰とは、骨盤が過度に前傾し、腰のカーブ(腰椎前弯)が強くなった状態のことを指します。

パッと見は背筋が伸びているように見えますが、腰だけが不自然に反っており、お腹が前に突き出し、お尻が後ろに突き出す姿勢になります。
・腰が反る
・膝が伸び切らない


📌 こんな症状、ありませんか?

  • 腰がよく痛くなる、だるくなる
  • 下腹がぽっこり出ている
  • 太ももの前やふくらはぎが張りやすい
  • 立っていると疲れやすい
  • 「反り腰ですね」と整体で言われたことがある

これらは反り腰の典型的なサインになります


💡 原因はココにある!

反り腰は、以下のような生活習慣・筋バランスの乱れから起こります。

原因説明
骨盤の前傾長時間の立ち姿勢やヒールの使用などで前傾が固定されやすくなります。
腹筋(特に腹横筋)の弱化お腹を引き締める筋肉が弱いと、内臓を支えきれず腰が反りやすくなります。
大腿四頭筋・腸腰筋の硬さ太もも前・股関節前が硬いと、骨盤が引っ張られて前傾します。
ハムストリングス・臀筋の弱さ骨盤を後傾に引っ張る筋肉が弱いと、前傾を止められません。

🧘‍♀️ 今日からできる!改善エクササイズ

反り腰の改善には、筋力バランスの調整と柔軟性アップがポイントです。

✅ 1. 腸腰筋ストレッチ(股関節前側)

片膝立ちになり、後ろ脚の股関節を前に押し出すようにして伸ばします。
左右30秒ずつ、1日2セット。

✅ 2. ハムストリングス&お尻の強化

ヒップリフト(仰向け→お尻を持ち上げる)でお尻と裏ももを鍛えます。
10回×2セット。

✅ 3. 足上げ腹筋

仰向けで両足を持ち上げ交互に上げ下げする
10回×2セット。


💬 まとめ

反り腰は、姿勢が良いようでいて実は体への負担が大きく、腰痛や下半身太りの原因にもなります。
毎日の習慣を見直し、少しずつ改善していきましょう。